月刊子どもの文化・出版

HOME > 月刊子どもの文化・出版 > 月刊子どもの文化・研究子どもの文化

月刊子どもの文化・研究子どもの文化

2024年8月号

特集 あらためて、主体性を考える
2024年8月号 主体性とは何か、何を大事にすれば主体性を大事にしたことになるのか。自分で決めた意志や選択だけでなく、その子の感性や感受性も「主体性」と呼べるのではないだろうか。そんな問題意識を持ちながら教育学者たちがあらためて「主体性」に向かい合った特集です。座談会では「野性」と「知性」など主体性をひもとくキーワードと共に、様々な観点から主体性の本当の姿を探っていきます。

2024年7月号

特集 へこたれない力(レジリエンス)の獲得
2024年7月号 子どもたちは本来「もっとこうすればできるようになる、うまくいくかもしれない」と言う未来思考でポジティブに物事を考える生き方をする能力を持っています。乳幼児期にはこうした気持ちがのびやかに育つ保育が重要です。今回は「レジリエンス」をテーマに取り上げ、ニュージーランドで保育者をされていた谷島先生と「テ・ファリキ」にみる「レジリエンス」と比較しながら「レジリエンス」が持つ本来の意味を探ります。

2024年6月号

特集 私たちはどう生きるか
2024年6月号  2023年7月、日本国内で大規模な宣伝や試写会をせずに公開された宮崎駿監督のアニメ映画『君たちはどう生きるか』は、これまでの集大成として国際的に評価されている。国内で難解ととらえられた本作は、英語圏では『The Boy and Heron(少年とサギ)』というシンプルなタイトルでヒーローの成長物語として素直に受け止められたのではないか、と捉え方の差も話題になっている。これまでとは違う「戦時下」になった現在、若者たちはこの作品をどう受け止めて、どう生きようというのか、に注目したい。

2024年5月号

特集 おもちゃの力
2024年5月号 おもちゃの誕生は文字の発明よりも早い。さまざまな年代やさまざまな場でいつの時代もおもちゃは私たちの生活のなかに存在し続けてきた。おもちゃが単なるモノではなく、大きな力を秘めていること、おもちゃとは、私たちにとって何なのか。おもちゃがもたらすものは何か。その大きな力の一端を垣間見る特集です。

2024年4月号

特集 学ぶってどういうことだろう
2024年4月号 何かを覚えることは、ほぐれていた想像力が、硬直化していくこと、のかも知れない。いや、硬直化していたものをほぐす何かが、自分の中に入ってくる、そんな学びもあるだろう。そんなことを考えながら、学びって何だろうって、若い人たちと語り合ってみました。 新連載 「紙芝居のあしたを拓く」では毎月紙芝居の新しい動きを中心に各地の運動、活動情報、紙芝居史の探索や新しい紙芝居研究などを読者の皆様にお届けします。

2024年3月号

特集 進む大人の劣化
2024年3月号 年間の特集を振り返り、新たな年度に向けて編集委員が問題をもちよって課題を確認しあった特集です。次年度の年間テーマは「なんだかモヤモヤ」です。このキーワードが意味することは、「ネガティブケーパビリティ」とよばれるいわゆる解決できない問題をそのまま受容する能力をどう獲得していくのかということです。多様性の時代の中で、白か黒かで判断をつけるのは難しく、何でもスマートフォンさえあればどうにかなる利便性のように進化するテクノロジーと比例して失われる力のようなもの、また子どもたちを目の前にすると言葉にできない課題や問題にぶつかることもよくあります。辛抱強く考え続ける力を我々は持てるのか、について考えた特集です。

2024年2月号

特集 ネット社会のウワサ・陰謀・いじめ
2024年2月号 デジタルネイティブ世代の代表としてワニザメ党のメンバーによってSNSでウワサもあっという間に広がる時代に、どんな困難や危険が待ち構えているのか、ネット時代の関係性の構築について論じた特集です。

2024年1月号

特集 子どもを守る
2024年1月号 「子どもを守る」ということを考えたとき、「安全」という視点での子育てに息苦しさを感じていませんか。子どもの最善の利益のために本当に必要なものは何か、子どもが育つために必要な環境とは何か、保育者と小児科医・看護師との対話から「子どもを守る」ことを考えた特集です。

2023年12月号

特集 保育、生命、アート
2023年12月号 保育は何のために行うのだろう、一人一人が幸せな人生を送るためでしょうか。子どもたちの遊びには「アート」に通ずる表現力があります、そんな子どもたちの遊びの様子から、 保育・生命・アートをキーワードに教育現場からは「久保健太先生」・保育者からは「齋藤紘良先生」・アーティストで作曲家の「トクマルシューゴさん」の3人が対談します。

2023年11月号(完売しました)

特集 投稿する文化
2023年11月号(完売しました) 迷惑動画や国会議員の不適切な投稿などSNSから広がる波紋が話題に上った1年でした。それでもなぜ人は「投稿」したくなるのでしょうか。明治時代からさかのぼり、「投稿文化」に見られる心理と現代の「投稿文化」に見られる特徴をそれぞれの専門家の立場から論じます。

2023年10月号

特集 家庭の現在
2023年10月号 このところ子どもの安住の場であると思われていた「家庭」が揺らいでいる。夫婦別姓問題、LGBTの結婚制度、一人親家庭の貧困、宗教2世虐待、家庭教育を支援する条例制定、カルト団体の選挙介入等々。あまりに議論百出で何が何だかわからない。何しろ、こどもを真ん中にすえた初の中央省庁だったはずの「こども庁」は、いつの間にか「こども家庭庁」に替えられてしまった。そこで、そもそも「家庭」とは何であったのかを、さまざまな立場、方法論から検証してみることにした。

2023年9月号

特集 自己肯定感を感じられる人間関係
2023年9月号 自己肯定感の重要性が注目されて久しいが、浜谷直人氏から『自己肯定感』は「育てたり、高めたりするものではない」「仲間にとって自分は価値があり、大切だと思ってもらえていると感じることができるということ」「先生が子どもを褒めることは、自己肯定感を感じることができないクラスになってしまう」という提言を発展させた対談。自己肯定感が感じられる集団の実践例が示され、自己肯定感をとらえ直す特集です!
page top