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月刊子どもの文化・研究子どもの文化

2023年3月号VOL.617

特集求められる 「評価」の役割

人間は、どうしても「他者の評価」や「他者の視線」を気にしてしまう。 人間どうし暮らしていく上で、それは必要なことでもある。しかし、「他者の評価」や「他者の視線」を気にする前に、「自分で自分を評価すること」や「自分で自分を見つめること」も大事にしたい。加えて「生産性」や「確実性」で人を評価する前に、「その人の中に、どれだけ多様な「やりたいこと」が生じたのか」とか、「多様な「やりたいこと」を前にして、どれだけじっくりと葛藤したのか」とか、「やりたいけど、できないことを前にして、どれだけ失敗して、挑戦したのか」とか、そういったことで人を評価したい。そんな評価の仕方もアリなんだよ、ということを子どもや若者に伝えるためにも、私自身がそういう生き方を「自分で評価し」てやりたい。 新学期が始まる前に、「評価」について再考する特集です。保育現場から島本一男先生、教育現場からは久保健太先生を迎えて「評価」の持つ本質とその果たすべき役割について迫ります。

内容

〈特集〉求められる 「評価」の役割

対談・求められる 「評価」の役割 島本一男・久保健太

〈連載〉

寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第20回

子どもカルチャー見聞録 78 子どもの文化は楽しく楽しく 川北亮司

ホットライブホットジャーナル ギターと紙芝居 「音楽と友情は国境を超える」 廣川知裕

まゆでーす まゆ+新田みあ

目白通信

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