紙芝居三賞:五山賞
五山賞は1962年に高橋五山の紙芝居の業績を顕影して設けられ、一年間に出版された紙芝居の中から最も優秀な作品に授与されます。(創作部門)
- 賞名
- 第19回五山賞
- 年度
- 1980年度
- 作品タイトル
- 『くじらのしま』
- 脚本家
- 堀尾青史
- 画家
- 穂積肇
- 受賞理由
脚色の力強さによる感動が強く心に残る紙芝居として、格調高き作として評価されました。さらに、画については、画風も立派で、風格ある表現と、作品のたくましさを訴える力強さが評価を高めました。しかし、捕獲したクジラの処理場面のみは、表現上の工夫が少し必要だったとの意見が出されました。