月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2024年11月号VOL.637
特集絵本をとりまく環境
かつて“子どものもの”と考えられていた絵本は、テーマも表現も多様化し、大人の心もとらえています。絵本の力を地域活性化にいかす取り組みをはじめ、大人を対象とした絵本講座や絵本ライブなども盛んです。絵本をとりまく環境は、大きく変わりつつあるようです。こうした変化は、何をもたらし、どこへ向かうのでしょうか。また、絵本の何がここまでの変化をもたらしたのか。「絵本をとりまく環境」について、諸側面から捉える特集です。
内容
特集
絵本をとりまく環境と絵本の力ー絵本に描かれる社会的テーマ 松本猛 2
絵本専門士及び認定絵本士の現状と地域における役割 小屋美香 10
「絵本でうっかり世界平和」~大人が絵本を読むということ 岡田達信 16
絵本の広がりと保育における絵本 佐々木由美子 22
ザ・キャビンカンパニー 大絵本美術展「童堂賛歌」を訊ねる 大須賀裕子 2
連載
寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第38回 久保健太 34
子どもカルチャー見聞録 95 核兵器のない平和な世界を! 川北亮司 36
アウシュヴィッツを訪ねて ポーランドの旅紀行 内田伸子 38
ホットライブホットジャーナル みんなで平和の絵を描こう! かわさきキッズゲルニカ 望月晶子 44
紙芝居のあしたを拓く
「私の人生を変えてくれた紙芝居」 と広島の高校生は語る―広島の平和紙芝居の集いに参加して おかのけいこ 48
目白通信 52
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