月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2024年9月号VOL.635
特集シン・聞く力
人間が自然と向き合うと、「あるがままの多」を扱いかねる、と哲学者は言う。そのため常に一括りにせざるを得ないのだと。「聞く」というのは「読む」とは違う。語り継ぐのは、書き遺すのとは違うのだ。聞き取る力とは、どんな力か?「あるがままの多」に向き合う方法を探る特集です。
内容
特集 シン・聞く力
声を聞く、言葉の源をたどる 三田村慶春 2
負の伝承を聞き取るためにー聞き取り調査の一事例ー 木下 浩 10
“モヤモはヤ”は、どこから? 武輪敬心 18
大正の教師はなぜ「童話」を語り聞かせるのか-倉敷小学校の「聴方科」を事例として-
鈴木和正 26
連載
寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第36回 久保健太 34
子どもカルチャー見聞録 94 反戦・平和の新たな視点を 川北亮司 36
書評 『生命と学びの哲学–育児と保育・教育をつなぐ』 師岡章 38
紙芝居のあしたを拓く
「ようこそ!世界の紙芝居の森へ〜WE love KAMISHIBAI ! 」 を終えて 大塚珠代42
さあ みんな、紙しばいの時間だよ!-小樽文学館で開催・昭和の教育紙芝居展- 亀井志乃46
2023年度五山賞・右手賞 贈呈式を終えて 編集部 50
目白通信 表3
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