月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2024年7月号VOL.633
特集へこたれない力(レジリエンス)の獲得
子どもたちは本来「もっとこうすればできるようになる、うまくいくかもしれない」と言う未来思考でポジティブに物事を考える生き方をする能力を持っています。乳幼児期にはこうした気持ちがのびやかに育つ保育が重要です。今回は「レジリエンス」をテーマに取り上げ、ニュージーランドで保育者をされていた谷島先生と「テ・ファリキ」にみる「レジリエンス」と比較しながら「レジリエンス」が持つ本来の意味を探ります。
内容
特集 私たちはどう生きるか
対談 へこたれない力(レジリエンス) の獲得 谷島直樹 + 島本一男 2
粘土あそびの可塑性とレジリエンス 岡野茜 27
行/生きて帰りし眞人さん-闇深き深層世界を巡る旅-中山勘太郎 12
風景の断片-失われた時代へのまなざし 谷津亮太郎 20
君たちは「時間」とともにどう生きるか 岡 颯馬 28
連載
寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第34回 久保健太 36
子どもカルチャー見聞録92 活躍するキャラたち 川北亮司 38
書評 『アトリエから子どもが見えるレッジョ・エミリアの乳幼児教育』津田純佳著 森田浩章 40
ホットライブホットジャーナル 子どもの本の夜明け 帝国図書館展 大須賀裕子 42
ホットライブホットジャーナル 「春」を呼び込むお水送りとお水取り 鈴木まどか 44
新たな地平を開いた総合芸術としての紙芝居 もろはしせいこう 「超大型おんがく紙芝居」の世界 塚原成幸 46
目白通信 52
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