月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2024年6月号VOL.632
特集私たちはどう生きるか
2023年7月、日本国内で大規模な宣伝や試写会をせずに公開された宮崎駿監督のアニメ映画『君たちはどう生きるか』は、これまでの集大成として国際的に評価されている。国内で難解ととらえられた本作は、英語圏では『The Boy and Heron(少年とサギ)』というシンプルなタイトルでヒーローの成長物語として素直に受け止められたのではないか、と捉え方の差も話題になっている。これまでとは違う「戦時下」になった現在、若者たちはこの作品をどう受け止めて、どう生きようというのか、に注目したい。
内容
特集 私たちはどう生きるか
”わからない”をどう生きるかー『君たちはどう生きるか』を通して―鼎談ワニザメ党(夜刀•中山勘太郎•磯ちゃん) 2
行/生きて帰りし眞人さん-闇深き深層世界を巡る旅-中山勘太郎 12
風景の断片-失われた時代へのまなざし 谷津亮太郎 20
君たちは「時間」とともにどう生きるか 岡 颯馬 28
連載
2023年度 五山賞・右手賞決定 36
寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第33回 久保健太 40
子どもカルチャー見聞録91 人工知能(AI)技術の光と陰 川北亮司 42
ホットライブホットジャーナル-JIM-NET 設立20年企画展―私たちをわすれないで! 大須賀裕子 44
紙芝居のあしたを拓く たった一日だけの人形劇の図書館コレクション展 世界が見た、街頭紙芝居展 -なにわ人形芝居フェスティバル- 湯見英明 46
紙芝居のあしたを拓く パチパチ工房は、三年間で八作品を出版 -紙芝居実演家・語り手たちによって全国に広がった!- 宮﨑二美枝 50
目白通信 52
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