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子どもの文化ライブラリー よりよく生きる
児童文学と教育の〈間〉-古田足日『宿題ひきうけ株式会社』から『おしいれのぼうけん』まで

児童文学作家・古田足日(ふるた・たるひ 1927~2014)は、『宿題ひきうけ株式会社』『ぼくらは機関車太陽号』『モグラ原っぱのなかまたち』『おしいれのぼうけん』など数々の人気作品を発表しました。古田の作品は、教育問題や教育内容など教育をテーマに据え、教育児童文学として評価されています。
本書は、作品の背景となった当時のいじめや不登校、学力等の教育問題を丁寧に掘り起こし、古田が作品を通して展開した教育論や教育理念を解き明かしています。画期的な古田作品を読むための手引書です。

著者
加藤理
定価
定価 2000円+税
発行年月日
2019年11月30日
編集
子どもの文化研究所
発行
港の人
判型
判型
四六判 216頁

目次

目次
Ⅰ 古田足日と<教育児童文学>

Ⅱ 学校での「学び」でのまなざし
  『宿題ひきうけ株式会社』『ぼくらは機関車太陽号』

Ⅲ 子どもの行動と遊びへのまなざし
  『モグラ原っぱのなかまたち』と『ダンプえんちょうやっつけた』そして『おしいれのぼうけん』

あとがき 発刊の経緯と創刊の目的

叢書『子どもの文化ライブラリー よりよく生きる』刊行にあたって 片岡輝

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