月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2022年10月号VOL.613
特集ハロウィンの現在
2021年11月号では、ハロウィンを特集し、万霊節や妖怪をキーワードにその歴史や展開、文化論が論じられた。元はケルトに由来する祭礼だったハロウィンはその後、アメリカに渡り、そして現在も「ハロウィン」という言葉は変化を続け、日本でも「渋谷ハロウィン」「地味ハロウィン」などのイベントや商業、娯楽にまでおなじみの存在になっている。渋谷という空間の中に。トリック・オア・トリートのお菓子の中に。子どもの絵本の中に。波間にさまよう「ハロウィン」という言葉にそれぞれの角度から焦点を当て、ハロウィン像の一端を探る特集です。
内容
〈特集〉ハロウィンの現在
カボチャ畑でつかまえて―さまようハロウィンを追いながら― ワニザメ党(夜刀・中山勘太郎・磯ちゃん)
ハロウィンと渋谷の文化―歴史地理的視点 谷津亮太郎
キャンディを確かめて!―ハロウィン・サディストの都市伝説 中山勘太郎
子どもたちに読んでほしい!ハロウィーンの絵本 5選 岡晴明
連載
紙芝居のルネッサンス 紙芝居文化の継承と再生 五山賞・右手賞・堀尾賞の贈呈式を終えて おかもとりよ
堀尾青史の紙芝居研究② 紙芝居の構成要素について 高瀬 あけみ
寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第15回
子どもカルチャー見聞録73 子ども時代の趣味は宝物 川北亮司
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- 定価 290円+税
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