紙芝居三賞:五山賞
五山賞は1962年に高橋五山の紙芝居の業績を顕影して設けられ、一年間に出版された紙芝居の中から最も優秀な作品に授与されます。(創作部門)
- 賞名
- 第58回五山賞 特別賞
- 年度
- 2019年度
- 作品タイトル
- 『ちっちゃいこえ』
- 脚本家
- アーサー・ビナード
- 画家
- 丸木 俊・丸木 位里(原爆の図より)
- 受賞理由
本作品はビナードさんが7年も対峙した大作。
大きな訴求力を持つ優れた作品で、本作品を単に五山賞として顕彰するのではなく、もう一段別の立場から考え見ていくことが大事ではないかという意見から『特別賞』として顕彰された。
この作品が評価され、これから名画を土台にした紙芝居が作られるムーブメントの発生を予感する作品である。