紙芝居三賞:五山賞
五山賞は1962年に高橋五山の紙芝居の業績を顕影して設けられ、一年間に出版された紙芝居の中から最も優秀な作品に授与されます。(創作部門)
- 賞名
- 第42回五山賞
- 年度
- 2003年度
- 作品タイトル
- 『かあさんのイコカ』
- 脚本家
- 降矢洋子
- 画家
- 降矢洋子
- 受賞理由
ナイジェリアの民話をもとに描かれた24場面の大作。イコカとは、ひょうたんから作ったしゃもじのこと。物語の鍵となるイコカの説明がもう少し欲しい。セリフの刈り込みも欲しい。後半部分に無理が感じられると言った意見も出たが、しっかりとした』構成の脚本であること、 それにもまして絵画性豊かな絵が素晴らしく、作者の優れた技量が評価された。初めて手掛けた紙芝居での受賞。久々の紙芝居作家の誕生。