紙芝居三賞:五山賞
五山賞は1962年に高橋五山の紙芝居の業績を顕影して設けられ、一年間に出版された紙芝居の中から最も優秀な作品に授与されます。(創作部門)
- 賞名
- 第34回五山賞 奨励賞
- 年度
- 1995年度
- 作品タイトル
- 『どうぶつのてんきよほう』
- 脚本家
- 杉浦宏
- 画家
- やべみつのり
- 受賞理由
脚本は、天気の変化を敏感にとらえて、それに応じた行動をとる身近な昆虫や動物たちに気づきながら、傘を持って父親をで迎えに行く。家族への思いやりまでの時間の流れが、なぞなぞの要素をとりいれながら、自然に移っています。やべ先生の独自の画風がそれを助けて、幼児に親しみやすく、温かみのある作品に仕上がっている。幼稚園、保育所の保育内容は、子どもたちが自ら周囲の環境と積極的に関わっていくことに」重点を置いている。その意図を十分表現している作品。