紙芝居三賞:五山賞
五山賞は1962年に高橋五山の紙芝居の業績を顕影して設けられ、一年間に出版された紙芝居の中から最も優秀な作品に授与されます。(創作部門)
- 賞名
- 第27回五山賞
- 年度
- 1988年度
- 作品タイトル
- 『だれかさんてだあれ』
- 脚本家
- 香山美子
- 画家
- 安和子
- 受賞理由
幼児の世界をぴったりと描き、幼児教育の場で喜ばれる作品である。脚本もメリハリがきいて、子どもの心理を巧みにお捉えている。絵もしっかりと組み立てられ、リス、ぶたなどの動物が細かな点まで描きこまれ、ていねいに仕上がっている。画家の長年の努力が実り、見応えのある絵になっている。