紙芝居三賞:五山賞
五山賞は1962年に高橋五山の紙芝居の業績を顕影して設けられ、一年間に出版された紙芝居の中から最も優秀な作品に授与されます。(創作部門)
- 賞名
- 第23回五山賞 作家賞
- 年度
- 1984年度
- 作品タイトル
- 『おひゃくしょうとめうし』
- 脚本家
- 松野正子
- 画家
- 二俣英五郎
- 受賞理由
外国の民話にありそうだが、全くの創作。長い間、よく乳を出し、働いてくれた牛をいたわって大切に養うお百姓の優しさが、次々起こる出来事によって高まり、見終わった後に快い感動の余韻を残す。今の子どもに、優しさといたわりは最も伝えたいだけに絶好の作。