月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2025年11月号VOL.648
特集いま、子どもは幸せ?こどもまんなか社会を問う
「こどもをまんなかに」という理念は、それまで女・子どもと一括りにされ、蚊帳の外におかれていたような、子ども観を変え、政治・経済や社会の仕組みを見直していく試みでしょう。まさに、これまでの子どもと「世界」のつながり方がかわろうとしているのかもしれません。ただ、「こどもまんなか社会」を実現するために、私たち一人ひとりの根本的なものの見方や考え方は、変わったのでしょうか。いま、子どもたちは幸せなのでしょうか。私たちは、本当にだれもが自分らしく生活できる社会へと歩みを進めているのでしょうか。改めて考えていきたいと思います。
内容
特集
特集1◆真に「こどもまんなか」の保育・子育ち環境へ―子どもの権利条約を日常に実装する 松本歩子
特集2◆子育て教育の「切れ目ない支援」と無償化方策 渡部昭男
特集3◆子どもたちの声は届いている?ー「こどもまんなか社会」と応答可能性 林大造
特集4◆子どもたちの声は届いている?子どもたちの声をどう生かす? 大屋寿朗
特集5◆こどもまんなか社会における子どもの「居場所」 阿比留久美
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
保育を支える思想と哲学 2025 子どもの文化学校 誌上講座 「保育者と一緒に読みたい一冊の本」
第6回 子どもの傍らに「ただ居る」だけではダメなのか
ー東畑開人「居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書」(医学書院)を読む 岡花祈一郎
連載
◇寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第48回 久保健太
◇子どもカルチャー見聞録105 戦後80年に想う(2)紙芝居 川北亮司
◇2024年度 五山賞・右手賞・堀尾賞 贈呈式を終えて
◇ホットライブホットジャーナル 手塚治虫「ガラスの地球を救え」トキワ荘マンガミュージアム特別企画展
飯田正幸
◇目白通信
- 価格
- 定価 500円+税
ご注文
号数・特集タイトルを明記の上、下記のメールフォームよりお申し込みください。


