月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2025年7月号VOL.644
特集命を感じるー子どもと生き物
インターネットやSNSの発達によって、子どもたちの世界はかつてないほど広がりました。その一方で、草花にふれたり、小さな命と出会ったりといった、身体を通して感じる世界は、少しずつ遠のいているようにも感じます。保育や教育の現場での、ほんのささやかな出会いが、子どもの心を動かす大きな体験になることもあります。
今号では、飼育教育の歴史や実践の知恵、そして子どもたちのまなざしを通して、生き物と出会う意味を多角的に考えていきます。
内容
特集
特集1◆小学校における飼育を通した教育 ―飼育教育の導入の歴史と課題 鈴木哲也
特集2◆生き物を通して開かれる心・つながる世界 佐々木由美子
特集3◆生き物とともに生きる ことの豊かさ 大谷真理子
特集4◆命を感じる―子どもと生き物 子どもと里山体験ー遊びと出会う・仲間と出会う・命と出会う 田中卓也
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保育を支える思想と哲学 2025 子どもの文化学校 誌上講座 「保育者と一緒に読みたい一冊の本」
太田素子著『江戸の親子」第2回 「子育て意識」の誕生―子どもを「しつける」まなざし史 塩崎美穂
連載
寝落ちする日々 久保健太の育児日記 第44回 久保健太
子どもカルチャー見聞録101 人工知能(AI)と読書感想文 川北亮司
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◇ホットライブホットジャーナル 企画展示 小屋掛けの人形芝居・日本とアジア 潟見英明
◇紙芝居のあしたを拓く「紙芝居で子どもたちから学ぶ」ー右手賞を受賞してー 土井晶子
◇目白通信
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