月刊子どもの文化・研究子どもの文化
2020年4月号VOL.586
特集見えない化が進む社会と子ども
労働やお金、ショービジネス、交友関係など今までは当たり前に目に見えていたものが、キャッシュレスやSNSなどの普及でそのやりとりは目には見えなくなっています。
子どもたちがこれから過ごす社会はさらに、‶見えない化”が進むことでしょう。お店ごっこではレジの人と会話をせずに、お金を置いて去っていく。現場では、そんな光景も見えるようになってきました。キャッシュレス社会から見る世界の動向と、子どもたちの様子、切っても切り離せないSNSとの付き合い方と可能性、子どもたちが生きるこれからの社会をみすえる特集です。
内容
特集
人間関係の可視化と不可視化~SNSをめぐる光と影~ 土井隆義
キャッシュレス社会のもたらすもの 大西斎
お店屋さんごっこから見える「見えない化」 大谷真理子
「見えない化」がもたらしたもの 佐々木由美子
連載
アクションネットワーク 子どもの生きにくさを支える新たな取り組み―ながの子どもの文化研究所の試み 塚原成幸
紙芝居発展史③ 教育紙芝居・人技論の歩みとあした 31歳で夭折した紙芝居画家 宇田川種次について 高瀬あけみ
紙芝居資料室だより おかもとりよ
子どもカルチャー見聞録㊾ 人の気持ちと言葉 川北亮司
ホットライブホットジャーナル 第31回箕面紙芝居まつり 第29回手づくり紙芝居コンクールを終えて 人と本を紡ぐ会(日根真理・大森佐紀子・柿本香苗)
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- 定価 290円+税
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